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山林 尚道
第21回日本アイソトープ・放射線総合会議論文集, 0(B510), p.1 - 10, 1994/00
原研では原子炉を利用して1962年からRIの製造頒布を開始して来た。1992年度に製造した精製RIは(Na,K,P,S,Crなど)34件、12TBq、線源RIは(工業用医療用Co,Gd,Ir,Auなど)100件、1.2PBq、標識化合物は(H,Cなど)2件、0.2GBqであった。総頒布量は、874TBqで1億170万円であった。最近では、がんの遠隔操作式治療装置(RALS)用Ir線源(ペレット:1.11.2mm,線状:0.63.5mm,各370GBq)、薄肉配管溶接部非破壊検査用Yb線源(ペレット:1.01.0mm,180GBq)などの試作を進めるとともに、生化学、農学分野で利用されるPやモノクローナル抗体に標識し、ガンの診断、治療に有望視されているSr,Reなどの他、高崎研究所イオン照射研究施設(TIARA)の利用によるCなどの製造研究を進めている。
山林 尚道
Japan-Russia Seminar on Utilization of Radiation and Radioisotopes for Medical Purposes, 0, p.1 - 12, 1994/00
原研では、放射線源として、がん治療のためのLDR(低線量率)用Ir小線源7種類、及びAu小線源7種類並びにHDR(高線量率)用IrRALS(遠隔操作式治療装置)用の新しい治療用Ir線源及び骨密度診断用Gd線源の製造・開発を行っている。一方、がん治療用核医学薬品の原料として高比放射能Cu,Moの他、近い将来疼痛軽減、治療にその利用が期待されるSr,Re及びW/Reジェネレーターの製造・開発も進めている。これらの製造には、研究炉JRR-2(10MW),JRR-3M(20MW),JRR-4(3.5MW)及び材料試験炉JMTR(50MW)を利用している。